選者 K
いつもどこかが痛いFプロのプロデューサー
最後のシーンが印象的! 女装のダヨーンは面白くてすこし哀しい……
K 「おじさんのおばさん」をみんなに読んで欲しいです。
S ダヨーンのおじさんの女装! これだけでウケそうね。
K お金のために女装してお手伝いさんになるんだけど「女装したら面白くなるキャラは?」とかアイデア会議とかでダヨーンのおじさんが選ばれたような気がしてるんだけど、顔的にね。まだ、アイデア会議をしていない時代かもしれないな。
G アイデア会議をしたかどうかはわからないけど、女装したらどうなる?という思考回路はそうだったと思う。
Y 化粧しても面白くないキャラもいるよね。デカパンとか。いやむしろいいのか?
G わはは。これはもうダヨーンのおじさんのキャラが確立されてから描いてるのかな?
M 1966年の作品なんで、すでに「おそ松くん」ではダヨーンのおじさんが出てきてますね。「おじさんのおばさん」は少年ブックに掲載された作品です。
G ダヨーンのおじさんはもう一般的に認知されてたってことですね。
M そう思います。
W 雑誌だけじゃなくてアニメの影響もありそうですがどうでしょうか。おそ松くんの第一期は1966年スタートなので微妙なところでしょうか。
M そうですね。おそ松くんはアニメでも大成功しましたからね。時期的にどちらが先かはっきりしませんがあり得ますね。
G 「おじさんのおばさん」みたいに女装というか男女の性が入れ替わるみたいな作品って他にもありましたよね?
Y 「母ちゃんNO.1」は母ちゃんが男装して仕事に励む話、「なんじゃらママ」は父親が女装してママ役になる話で、どちらもシングルで子育てしてる。
Z シンママとシンパパなんて時代の先取りじゃないですか!
G ね。同じようなテーマで何度もトライしてるってことは、そこらへんに何かあるのかな? 赤塚センセイの深層心理というか。
S うーん、難しい。単純にギャグとして扱いやすいということかもしれないけど、何かありそうな気もする。ただ誰かのため、それは主に自分の子どものためだけど、の女装、男装ってところが、また……。
K 「おじさんのおばさん」に話を戻すと、ふとんを何回もかけなおしてだんだん心が通じ合うところがクライマックス!このシーンいい!!
S 泣けるのか笑えるのか、両方かな。
K お花に囲まれたコマが最高じゃないですか。
G で、やっぱり女装はどこか、もの哀しい、と。
S 何といっても最後のコマが、ね……。
G 哀愁ですね。