はじめての変身
「かがみの国のおつかい」
お留守番に退屈していたアッコちゃんは、宝物の鏡を使ってママのお化粧品でちょっといたずら。そこへ誰が打ったのか野球のボールが飛び込んで来て、大事な鏡が割れてしまいました。
泣き出すアッコちゃん。すると、そこへ見たこともない不思議なおじさんが現れて、こう言いました。「われた鏡をいただきにきました。」そして「かわりにこれをうけとってくださいと。
さらに驚いたことに、おじさんは鏡を使って何にでも変身できるという魔法の呪文を教えてくれました。アッコが最初に変身を試したのは、「きれいな服をきたかわいい女の子」でした。
鏡を使って「きれいな服を着たかわいい女の子」に、みごと変身したアッコちゃん。かがみの国のおじさんの言ったことは、本当だったのです。 こうしてアッコちゃんは、何にでも変身できるひみつの鏡と魔法の呪文を手に入れました。