撮影:和泉繁
赤塚不二夫略歴
昭和10年(1935) | 9月14日、旧満州国に生まれる。 本名は赤塚藤雄。 【写真1】 |
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昭和21年(1946) | 終戦後帰国。 |
昭和23年(1948) | 手塚治虫の『ロストワールド』に影響を受ける。 |
昭和26年(1951) | 中学卒業後、看板店に就職。同時に『漫画少年』に投稿を開始。 |
昭和28年(1953) | 上京、江戸川区小松川の化学工場で働きながら漫画修行を続ける。 【写真2】 |
昭和29年(1954) | 東日本漫画研究会の同人誌『墨汁一滴』に参加。 |
昭和31年(1956) | 『嵐をこえて』で漫画家デビュー、アパート「トキワ荘」に移る。 |
昭和33年(1958) | 『ナマちゃん』(「漫画王」秋田書店)が初めて少年誌連載になる。 【写真3】 |
昭和37年(1962) | 『おそ松くん』(「週刊少年サンデー」小学館)、『ひみつのアッコちゃん』(「りぼん集英社)が 連載開始、一躍人気作家となる 【写真4】 |
昭和40年(1965) | 「おそ松くん」で第10回小学館漫画賞を受賞。 【写真5】 |
昭和41年(1966) | 「おそ松くん」が毎日放送系でテレビアニメ化。 |
昭和42年(1967) | 『天才バカボン』(「週刊少年マガジン」講談社)、『もーれつア太郎』(「週刊少年サンデー」小学館)連載開始、ギャグ漫画の王様とうたわれる。 |
昭和44年(1969) | 「ひみつのアッコちゃん」「もーれつア太郎」がNET系でテレビアニメ化。 |
昭和46年(1971) | 『レッツラゴン』(「週刊少年サンデー」小学館)連載開始。 「天才バカボン」がよみうりテレビ系でテレビアニメ化。 |
昭和47年(1972) | 『天才バカボン』で第18回文藝春秋漫画賞を受賞。 『ギャグゲリラ』(「週刊文春」文藝春秋)連載開始。 【写真6】 |
昭和50年(1975) | 「元祖天才バカボン」が日本テレビ系でテレビアニメ化。 |
昭和54年(1979) | 猫の菊千代と暮らしはじめる。バンザイのできるネコとして数々のCMで共演し、一躍人気者に。(1997年没) 【写真7】 |
昭和63年(1988) | 「おそ松くん」「ひみつのアッコちゃん」がフジテレビ系でテレビアニメ化。 |
平成2年(1990) | 「平成天才バカボン」がフジテレビ系で、「もーれつア太郎」がテレビ朝日系でテレビアニメ化。 |
平成7年(1995) | 「赤塚不二夫の漫画家生活40周年と還暦を祝う会」を開催。 【写真8】 |
平成9年(1997) | 第26回日本漫画家協会文部大臣賞を受賞。 池田20世紀美術館で「まんがバカなのだ 赤塚不二夫展」が開催。 以後2002年までのあいだ「これでいいのだ!赤塚不二夫展」として上野の森美術館など全国17ヶ所を巡回。 【写真9】 |
平成10年(1998) | 食道がんを告白。水割りを片手に闘病宣言。 「ひみつのアッコちゃん」がフジテレビ系でテレビアニメ化。 紫綬褒章受章。 【写真10】 |
平成11年(1999) | 「レレレの天才バカボン」がテレビ東京系でテレビアニメ化。 |
平成12年(2000) | 『赤塚不二夫のさわる絵本 よ~いどん!』(小学館)刊行。 【写真11】 |
平成14年(2002) | 脳内出血にて緊急手術。一命を取り留めるものの、以後闘病生活に。 「赤塚不二夫漫画大全集DVD-ROM」(小学館)刊行。 |
平成15年(2003) | 青梅・赤塚不二夫会館オープン。 |
平成20年(2008) | 8月2日、肺炎のため逝去。享年72。(戒名、不二院釋漫雄) 【写真12】 |