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もーれつ50音太郎
- 解説
- 『もーれつア太郎』が始まる約半年前、「少年サンデー」のライバル誌である「少年マガジン」で連載開始した『天才バカボン』が大変な人気を獲得していました。それに対抗して「少年サンデー」に連載中だった『おそ松くん』をいったん終了させて、スタートしたのがこのマンガ。
常に新しい表現と誰もやっていないテーマを求めていた赤塚センセイは、ここでも「人情モノ」というジャンルに挑戦して大成功しました。
八百屋を切り盛りする少年のア太郎とそれを助ける子分のデコッ八。そこにゆうれいのとうちゃん、ブタ松親分とその子分たち、ココロのボスなどの豊かな人間関係が繰り広げる人情劇は、新鮮でドラマチックでした。
また、人間のコトバを話すネコのニャロメとその仲間のケムンパスやべしなど、当初は予定していなかった動物キャラが爆発的な人気を得て、作品に大きな勢いをつけてくれました。
- 連載
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「週刊少年サンデー」(小学館)1967年48号 ~ 1970年27号
「週刊少年サンデー」(小学館)1970年28号 ~ 1970年37号
←タイトルは『ギャグ+ギャグ もーれつア太郎外伝』「週刊少年サンデー 増刊号」、「DX少年サンデー」(小学館)1968年 ~ 1970年
←『ア太郎番外 花のデコッ八』シリーズを不定期連載「小学一年生」(小学館)1970年1月 ~ 1971年3月号
「小学二年生」(小学館)1970年1月 ~ 1971年11月号
「小学三年生」(小学館)1970年1月 ~ 1971年6月号
「小学四年生」(小学館)1969年10月 ~ 1971年3月号
「幼稚園」(小学館)1969年4月 ~ 1971年10月号
「コミックボンボン」(講談社)1990年4月 ~ 1991年1月号
「月刊テレビマガジン」(講談社)1990年5月 ~ 1991年1月号
- 単行本
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『もーれつア太郎』
(曙出版)
全12巻
1969年12月 -
『もーれつア太郎』
(立風書房)
全1巻
1976年1月 -
奇想天外文庫
『もーれつア太郎』
(奇想天外社)
全1巻
1977年7月
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『もーれつア太郎』
(講談社)
全11巻
1990年3月 -
バンブー文庫
『もーれつア太郎』
(竹書房)
全9巻
1994年11月 -
電子書籍
『もーれつア太郎』
(ebook japan)
全11巻
2008年11月
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