選者 Z
これでいいのだ.netのウェブデザイナーにして良心
ほかのマンガじゃ物足りなくなる?!
中毒性がおそろしい「レッツラゴン」!!
Z 今回は「レッツラゴン」、持ってきました!!
G おおお、ぼくもちょうど読み直していたところ! イラ公ね。
Z まず右ページで結婚したと思ったらもう左ページでは離婚してるの。しょっぱなから面白い。で、次のページからは、センセイと武居さんとの「愛の往復書簡」でしょ。もうやられっぱなし!!
S 水を差すようで申し訳ないんだけど、わたしはこのノリになかなか乗れなくて。
Z えっ! そんなことないでしょ?! この「愛の往復書簡」がフリになって最後にこのフリが見事に回収されます。それもスッキリする。
K そんなに見事でもないような……(笑)。
G フフフ。「レッツラゴン」は通常16ページで連載されていたと思うんだけど、この回はなぜか25ページもあって、特別な感じがする。読み応えがある。
Z でしょ!? でも長い感じがしない。ぼくのなかでは読み進めていくに従ってどんどん盛り上がっていって、これを読んだら他のマンガじゃ物足りなくなる感じ。
S そこまでですか。じゃこれは特別な1本ってことですね。年とともに字を読むのがめんどくさくなって。しょっぱなが字でめげました(笑)。
G 次元の低い話だ(笑)。
Y そうなんだよね。ストーリーマンガだと字を読まないとしょうがないんだけど、ギャグだからね。意味のない会話だから体調によって入ってきたり、来なかったり。中学生のころにこんな交換ノートっていうの? 何人かでやってたの思い出した。それにしても絵がいい。毎回言ってるけど、やっぱりみんな『週刊赤塚フジオ』のマンガを選ぶときにストーリーだけじゃなくて絵も見てるんだよね。
S 強く意識してるかどうかは別なんだけど自然とね。
G 絵のバランスがいい。コマのなかの配置が絶妙で赤塚マンガのなかで一番好き。
Y このベラマッチャの座り方!! すごくいいよね。
G このころは安達(勉)さん?
M はい、チーフが安達さんでした。
Y うまいんだよねー。あと基本がトリオっていうのがいいんじゃない? バカボンだとコンビじゃない? パパとバカボンの、ね。
G そうそう! 3人っていうバランスが美しい。
K 「レッツラゴン」は特殊な描きかたをしてたんですよね。いきなりネームを入れていった、とか聞きました。
Y 絵はセンセイがキャラクターのアタリを描いて安達さんが主線(りんかく線)を入れてたんだろうね。もともとセンセイはうまいんだけどこの頃はますます洗練されていった感じがする。
K シャープですよね。
Z ね? やっぱり素晴らしいでしょ?