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のらガキエピソード

友情か親孝行か!

「枯葉よ干物のウナンボよ」

日頃のビタミン不足が災いして、目が見えなくなってしまったネコのかあちゃん。医者からこの病気には、ウナギが効くと聞いたネコのかあちゃんは、ウナギを食べたいとのらガキに訴えます。

ウナギのウナンボは、のらガキの大切な友だち。友情と親孝行の間で苦しむのらガキですが、ネコのかあちゃんを助けたい一心から、ウナンボにカラダを半分くれるように頼みます。すると、意外なことにウナンボは、下半身をのらガキにくれました。風通しのよくなったウナンボ。

ウナンボのおかげでウナギ半分を食べたネコのかあちゃんの目は良くなりましたが、半分だけしか見えるようになりませんでした。これでは、まだ働くことができません。

ネコのかあちゃんは、のらガキのためにも全部見えるようになって働きたいと必死に訴えます。ウナンボは、その愛情に涙して、自分のカラダを差し出す決心をするのです。ウナンボが心配です。

まな板のおとなしく乗るウナンボに、のらガキは非常にも包丁を取り出します。これでウナンボは死んでしまうのでしょうか。ところが……「あっ、まだ生きている!」。

ウナンボのおかげで目が見えるようになったネコのかあちゃんは、お礼にセーターをプレゼントしました。セーター姿のウナギは、世界で初めて!といっていますが、ウナギの警官もいませんよ!

のらガキが「野良」になった理由 お金じゃ買えないもの ネコのかあちゃんの過去 友情か親孝行か!