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2001年 3月 23日(金)

 ・・・このたび、ワレながらあきれるコトがあったので、みんなに報告しよう。
 事件は、おとといの夕飯の時に突然起こった。この日、オレたち(真知子と古くからの友人のまさるとオレ)は、今年最後のお鍋を食べよう。ってことになってウチでお鍋の支度をしていた。大好きなカキとカニでだしを取ったタラ、鶏肉の寄せ鍋。食卓にお鍋が運ばれて、オレのお皿にとうふ、シラタキ、ハクサイをよそってもらって、さあ食べるぞと思ったら・・・ゴホンゴホン!!!ゲボゲボゲゲー!急に咳き込んで息ができなくなった。
 数秒後、咳がやっとおさまって目を開けると、オレのお皿のとうふ、シラタキ、ハクサイがケチャップをかけたみたいに真っ赤なんだ。  真知子が驚いて「血?わー!どうしよう!?」
 大急ぎで病院に行くことになった。オレはもちろん真知子のなすがママだ。「食道が切れたのかもしれない」とか「ガン再発?」とか「もっと悪い病気?」とか車のなかでも真知子は心配しているけれども、オレはすでに「しょうがないなー」と覚悟を決めていた。どうせ、なるようにしかならないんだから・・・。
 病院に着いたら、ただちに宿直の先生から「貧血度を調べましょう」と言われ、血液検査をしたが貧血ではなかった。けれども出血はしてるので、翌日内視鏡で検査しましょう。ということになりその日は入院することに。
 オレは、なんだか無性に腹がたってきたので、救急室の看護婦さんに「ブスー!14階の看護婦さんはキレイだから早く14階に連れてけー」と怒鳴っておいた。
 「すいません。吐血した恐怖心と飲み過ぎで攻撃的になってるんです。14階へ行けば行ったで救急の看護婦さんはキレイ、おまえらはブスと言うに決まってるんです。ごめんなさいね。」と真知子。そしてその手がすかさず頭ではなくほっぺたにパチン。頭たたくと血管が切れるからほっぺたなんだなー。(ここんとこ冷静に分析するオレ)
 そして点滴しながら車いすで、第二のわが家でもある14階へ。大好きな看護婦ちゃん、久子ちゃんが当直で嬉しかった。
 これでひと安心・・・と思ったら大間違いだぞ。まだまだドラマは続く。
 ちょっと長くなったので、続きはまた次回。
 それにしても、鍋を喰わずに来たことが悔やまれる・・・。