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2001年 11月 16日(金)
まだまだ続くよ北海道

 ハロハロ。みなさんご機嫌いかがですか?オレたちの北海道の旅ももう終盤。
 きょうは阿寒湖のまわりをブラブラすることに決めた。夕べはちょっとばかり飲み過ぎたし、ゆっくりするつもりだ。
 フジオプロの田舎者どもは、モーターボートでマリモを見に行く相談なんかしているけれど、阿寒湖ツウのオレとしては当然パスと決め込んだ。ヤツらマリモをなんだと思ってるんだろうな?マリモってのはただの丸い藻だよ。動かないし、喋らない。あんなの見たって、つーまんないよ~。
 と、思いながらオレは朝ごはんにビールでキメる。これは旅の醍醐味のひとつだ。ふだんだったら絶対朝ごはんなんか食べないんだけれど、旅に出るとなんか雰囲気で食べたくなるんだよな。「おっオレに納豆くれ」なんてな。
 きょうも床さんが来てくれたから、あとで床さんのアトリエにでも行ってみよう。それからアイヌ部落のおみやげもの屋をのぞいたり…。今回の阿寒湖は大勢だからホテルに泊まったんだけれど、いままでは阿寒湖の宿といえばもっぱら床さんのアトリエと決まっていたんだ。真知子とふたりで良く泊まったな~。ホテルには温泉にだけ入りに来て、またコートを着て走って帰ったっけ。
 そうこうしているうちに、もうお昼。みんなと合流して阿寒湖畔「奈辺久」へ。ここの名物はワカサギのカラアゲ。これがウマイ、ウマイ!どんな高級な料理よりもオレはコレが大好き。カラっと揚がっていていくらでも食べられる。山盛りに揚げてくれたカラアゲがあっという間になくなって、は~、食い過ぎた。
 腹ごなしに床さんのアトリエに押しかけよう。
 丸太小屋づくりのココは、天井も高くていつ行っても薪ストーブがガンガン燃えている。そして、床さんの作品であるアイヌの神さまのふくろうやアイヌのおじいさんや熊の彫刻があちこちに置いてあって、見ているだけでこころがスーと軽くなってくるのがわかる。どうしてなんだろうな?とっても気持ちのいい空間だ。
 こんなところに床さんといたら、またお酒がススンじゃうよ~。悪いのはオレじゃないからね、こんなところに連れてきた真知子がいけないの。
 ねー!もう明日帰るっていうのにこんなことばっかりしているから、オレまだ温泉に1回も入ってないよ~!どうすんのよ!!

ボクたちフジオちゃんのペット、カン&カンカン兄弟。(知らない人は10月13日の日記を見てね)もちろんボクたちも阿寒湖に同行したんだ。冬の北海道の美味しいものをご紹介します。解禁直後のボジョレーヌーボーとローストビーフに初挑戦しました。なかなかイケます。

タラバガニに特製おミソを塗って焼いたミソガニ。グルメなボクたちもこのカニにはビックリ。ボクたちがいると、このカニがどんなにデッカイかわかるでしょ?

な・なんとクマの肉だって!こんなもんを犬のボクたちが食べちゃっていいのかちら。クマさんごめんなちゃい。

これはフツーのタラバガニ。「うわ~お兄ちゃん、ボク挟まれてるよ!!」「弟よ、心配するな。オレもだ!」

「カンバレ!フジオ!!」「いっぱい!食べろ!!」「フジオったら、こうして見ててやらないと酒ばっかり飲んで全然食べないんだよな~」「お兄ちゃん、でもきょうは珍しく食べてるみたい…」「どうやら、コイツが好物のワカサギだな。こうなるとオレたちには回ってこないぞ」「え~?!」