2001年 4月 11日(水)
きょうのオレは、新入学生に講議をするセンセイなのだ。もーれつア太郎やひみつのアッコちゃんのアニメーションを製作してくれた東映アニメーションの専門学校、東映アニメーション学院の特別講師として、今年入学したばかりの若者たちに一時間ばかり、若い頃の苦労話(!)や作家としてやっていくための心構えなどをミッシリとお話したのだ。
学生たちにはすでにバレているので、ここでも告白してしまおう。実はオレ、真面目な講議にもかかわらず、すこーしだけ酔っぱらってました。
というのも、学院に行く前に東映アニメの担当と昼ご飯を食べていたんだけれど、それが辛~いカレーライスだったもんで、つい出来心で「ビール!」と言ってしまったんだ。そして気がつけば、2本のビール瓶がテーブルの上に・・・。
朝からなんにも食べていないすきっ腹だったことも手伝って、このオレとしたことが、フラフラになってしまった。
それでもようやく、タクシーで学院に駆けつけて、スタッフの人が用意してくれたお茶をガブ飲みしてなんとか話しができるまでに回復した。
そうして、話も乗ってくればこっちのもの。生徒からの質問もバンバンこなして、終わってみればオレも、いい講師ぶりを発揮したんじゃないかな?
でも、学生から「頑張って下さい」っていわれちゃうのはどうしてかな~。「おまえたちが頑張れよ!!」