真知子と一緒にポケーっとテレビを見ていたら、マッタケの特集をやっていた。
マッタケはウマイ!けれども高い!特に国産の中でも丹波のマッタケは最高級の貴重品で1本3万円もザラだそうだ。…ン?丹波ならオレもマッタケ狩りに行ったことがあるゾ!もう10年以上も前のコトだけどな。ゼンジー北京さんの知り合いにマッタケ山を持っている人がいて、真知子とふたりでつれていってもらったんだ。懐かしいのだ。(もう一回は啓助師匠に連れていってもらった)
それが、とんでもない山道を登っていかなくちゃなんなくって、それに加えてマッタケって見つけるのもホントに大変。これじゃ高いワケだよね~っと話していたのを思い出した。そしてこの時、オレはあまりにも疲れて山道でマツタケをにぎりしめたまま熟睡してしまったホドなんだ。でもその後食べた、マッタケを大量に入れた“贅沢スキヤキ”の旨かったコトといったら!思い出したら涙とヨダレが出てきた(ウソだけど)。
「ねぇ真知子、どうしてマッタケ、誰も送ってくれなくなっちゃったの?誕生日に森下先生が送ってくれただけじゃない!!」「だって、××さんはマツタケの仕事やめてラーメン屋になっちゃったでしょ?○○さんは死んじゃったし、○×さんは落ちぶれちゃったんだもん、しょうがないじゃない。」だって。あーあ、オレもう哀しくなってきちゃったよ。どんなに具合が悪くても、どんなに食欲が無くても、マッタケだけは食べられるんだよ~。それなのにさ…。
っと、グチグチ考えていたら真知子がマッタケを買ってきてくれた。え?カナダ産?それでもマッタケはマッタケ。簡単にニコニコしちゃうオレなんです。(なかなかうまかった)
そして最後に、今日の日記の意味、分かっているだろうな?オイ!そこでコレを読んで笑ってるオマエ、そうオマエだよ。スグにデパートに行きなさい。そして丹波産を選ぶの!送り先はココだからねっ!東京都新宿区中落合 フジオプロ。
「おーい、真知子落ちるなよ~」斜面でも見つけたマッタケは決して離さないしっかり者の真知子さん。
「ほら、こんなところに!!」苦労が大きいので見つけた時のヨロコビも大きいのだ。
マッタケと牛肉しか入れないスキヤキを山でいただく。コレ最高!そしてオレの隣にはナゼかバカボンのパパが!あんまり似ているので、オレがメイクしてあげた。(ゼンジーさんのお友だちです)
カナダ産は1,500円ナリ!しかし、カナダ人もマッタケなんて喰うのかねぇ。
カナダ産とはいえ、マッタケを手にしてとニッコリとするオレ。…が、笑顔に一抹の淋しさが。