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2002年 1月 7日(月)
お正月のご報告なのだ

兄 「カンです。」
弟 「カンカンです。」
兄 「ボクたちは、赤塚家に住んでいる犬 の兄弟です。このホームページではお馴染みだよね。きょうから仕事始めだっていう のにウチのフジオちゃんときたら全然お正月気分が抜けないらしい。フジオちゃんが サボっているので、きょうはボクたちふたりでフジオちゃん流お正月の過ごし方をご 報告しまーす。」
兄 「12月31日。世間ではおおみそかなんだけれど、ココ赤塚家にはいつもと変わ らず夕方すぎるとぽつりぽつりと人が集まってきた。そしてごく自然の流れで宴会に 突入!見なれた仲間ばかりだから緊張しなくて大丈夫だったよね、弟よ。」
弟 「ウン !だけど、真知子さんの機嫌がなんとなく悪かったような…」
兄 「そう!知り合いか ら届いた魚を孤軍奮闘でさばいて鍋の用意をしていたけれども理由はこういうことだ ったんだって。『食べるのはキライじゃないけど、ナンデこんなでっかい目玉がつい るの?気持ち悪~い…』だって。」
弟 「そうだったの~。まったく真知子さんったら 小さな女の子みたいだね。カンお兄ちゃん。」
兄 「そして、ココの人たちったらまだおおみそかだっていうのに、某百貨店から 取り寄せたおせちを開けて食べちゃったんだ。」 弟 「もちろんボクたちも食べたけど ね。」
兄 「うん!…いつものようにお酒を飲んで、いつものように酔っぱらって、いつ ものようにふとんに入って、フジオちゃんが目をさましたらと「お正月」になってい たんだ。」
弟 「この日に阿寒湖からお客さんが来たんだよね。」
兄 「そう!ボクたち も知っているアイヌの彫刻家床ヌブリさんが奥さんといっしょに遊びに来たんだ。『 よく来たな~』とあいさつもそこそこにまた酒。フジオちゃんったら大丈夫かな~。 」
弟 「床さんとふたりで飲みながらいろんな話しをしていたけれど、ボクが聞いたと ころではほとんどがクーダラナイ話しだったような気がするんだけど、お兄ちゃん。 」
兄 「うん、仲良しっていうのはそういうモンなんだよ。」
弟 「フーン…勉強になる な~。」
兄 「それから、ふたりも一緒に熱海の家へ行ったんだ。そう、もちろんボク たちもいっしょにね。とーっても道が混んでいけれど、なんとか無事に熱海に着いて 温泉にゆったりつかったら、またお酒。」
弟 「まったくも~。」
兄 「そして、次の日は恒例の初島へ。そしたらもの凄い風が吹いていて、港から すぐの食堂ヤマサまでいくのに風に吹き飛ばされそうになったんだよね。」
弟 「そう …だけどヤマサの若ダンナが車で迎えに来てくれて、無事『初イセエビ』にありつく ことができたんだ。甘くて美味しかった!」
兄・弟 「そしてフジオちゃんはここでも お酒!!」
弟 「フジオちゃんがお正月が好きな理由がなんとなくわかってきたな~。 」
兄 「そうそう、来週はフジオちゃんから重大な告白があるらしいよ。」
弟 「あっ! あのことだね。ヒントは今週の写真に隠されています。だよね、お兄ちゃん!」
兄・ 弟 「じゃあ、来週をお楽しみに!!」

カン&カンカンのお正月レポートはどうだったかな?ヤツらが言っていたおせち料理はコレです。イタリアン2万8000円、中華3万8000円なり!

「ウグググ…!」モチならぬおせちに入っていたイカがのどにつっかかった(ような気がした)ヤマグチくんが掃除機で吸ってくれたおかげで取れた(ような気がした)
…ただ遊びたかっただけでしょ!と真知子。はい、その通りです。

床さんがカムイノミ(アイヌの儀式)をやってくれた。オレも真面目にやってます。

初島行きのおなじみイルドバカンス号で。整体のミズグチ先生、今年もヨロシク!

はい!みごとなイセエビですね。今年もカン&カンカンといっしょに美味しいものを食べるぞ~。

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