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2015年10月27日
TVアニメ「おそ松さん」スペシャル上映イベント「6つ子だよ、全員集合!!トト子もいるよ♪」潜入レポート

2015年10月5日、驚愕の第一話が放映されスタートした新作アニメ「おそ松さん」。
そのショーゲキも冷めやらぬ10月16日、豪華キャスト陣が出演するスペシャル上映イベント「6つ子だよ、全員集合!!トト子もいるよ♪」がメルパルクホール(東京)で開催されました。
1962年に誕生したわれらが赤塚不二夫先生の「おそ松くん」の未来を描いた「おそ松さん」。いったいどんなイベントになったのか、その様子をお伝えします。

冷たい雨にもかかわらず、開演前のメルパルクホール前はこの人だかり(チケットは発売即完。イベントは全国49の映画館でもライブ・ビューイングが実施されました)。

熱気に押されるようにして会場に入ると、目の前にはものすごい行列。
「何? 何?」と列の先頭を見ると限定グッズの数々が。
ううむ、これはすごい。
スタッフが「◯◯◯は、ただいま売り切れましたー。今から並ばれても買えませーん!!」と叫ぶのを横目に、列は静かに進んでいました(ファンの方々さすがです!)。

エントランス奥でイヤミを発見。
すでにたくさんのファンのお相手をしたあとなのか、かなりやつれたご様子。ただの哀愁ただよう中年男と化していました。おつかれさまです!

松パーカーの4つ子と遭遇。
4人はSNSで繋がった「松友」だそう。写真を頼むと「あ、それならシェーしましょうか?」と、さっとポーズを決めてくれました。えっ? 慣れてる? と驚きながらも、ありがたい。
おーい、おそ松、一松、どこ行った?

開演5分前。
「本日のイベントは、時間通り開催されまーす。今からですと時間までにグッズは買えませーん!!」。スタッフの懸命な働きで全員無事着席。わくわく感が会場全体を包みます。

イベントスタート(ここからは撮影不可となりました)。
呼び込みの声とともに、キャスト陣が登壇してご挨拶(おそ松役の櫻井孝宏さん、カラ松役の中村悠一さん、チョロ松役の神谷浩史さん、一松役の福山潤さん、十四松役の小野大輔さん、トド松役の入野自由さん、そしてトト子役の遠藤綾さん)。
それぞれが一言発するたびに歓声があがり、キャラクターの色のサイリウムがあちこちで揺れています。
ファンの方々のボルテージの高さに喜びつつ、6つ子の実像をじっくりとチェック。
へえー。ふむふむ。

キャストのみなさんはいったんさがり「おそ松さん」第三話、「こぼれ話集」の先行上映がはじまりました。
会場は、どっかんどっかんの大爆笑と拍手、どよめき、ときどき苦笑い。
ここで詳細をお伝えできないのが残念ですが、「おそ松さん」マジやばいっす。
第一話のカマシをさらに上回るヤバさ(笑)。
デカパンが何度も死んでました、とだけご報告しておきましょう。
それにしてもこんなに盛り上がった上映会、はじめて体験しました。

爆笑に次ぐ爆笑の先行上映が終わると、次は「松トーク」。
キャスト陣に加えて監督の藤田陽一さん、シリーズ構成をつとめる松原秀さん、フジオプロの桑原正人さんがおそろいの黒色の松パーカー姿で登場しました。
原作よりさらに6つ子の個性が際立つ今回の「おそ松さん」。なぜ自分がこのキャラクター役に? 似合ってる? 意外? などのキャスティング秘話が続き、トークが冴え渡ります。27年前に放映されていた「おそ松くん」をテレビで見ていたという櫻井孝宏さんとそのころ生まれたという入野自由さん。……時代の流れを感じます。
「時間をかけてキャラクターの色分けをやったので、キャラクターが立ったのはいいけれど、まとまりが……」というシリーズ構成の松原さんの発言を受けて、「時間をかけてコレかい!ってね……」と笑顔で自虐コメントの藤田監督。
フジオプロの桑原さんは、赤塚先生の気持ちを聞かれ「50年前に生んだキャラクターをいま賑やかに演じてもらってうれしいと思います。想像ですが」と代弁。最後に「よろしければ、原作マンガも手にとっていただければ」と結びました。

このあとイヤミとチビ太のコンビから届いたビデオレターが流され、そのなかでキャストのおふたりがオーデションで選ばれたということが明かされました。
イヤミ役の鈴村健一さんが「力が入りすぎてオーデションの様子を覚えていない」と話すと、「おそ松くん」に思い入れがあるというチビ太役の國立幸さんは「原作の雰囲気が生かされてブラック色が強い」と作品の印象を語りました。そしてキャスティングされたと知ったときには揃って「わたしでいいんですか!?」と思ったとのこと。

ビデオレターが終了すると三度キャスト陣が登壇し「6つ子を見分けろ!トト子におまかせ!」へ。
「6つ子の違いを知りたい」という多くのファンの声に応えて設けられたコーナーです。
子どものままのバカのおそ松、尾崎豊にあこがれているカラ松、ツッコミ役のチョロ松、自分をゴミ扱いしている一松、よく死ぬ明るい狂人の十四松、末っ子で甘え上手のトド松という詳しいキャラクター設定に加えて、成人した「おそ松さん」たちの好きなお酒とおつまみが発表されました。さらに「何フェチ?」「無人島に持っていくのは?」という問題に自分が演じるキャラクターを担当するキャストが当てるというクイズへ。
意外な解答に笑い、スベって笑い、答えがはずれて笑い、ものまねが飛び出して笑い……と、大盛り上がりのお腹の痛い時間となりました。

最後のあいさつでは、「ずっと、永遠に、おそ松さんを続けていきたい!」と力強い「おそ松愛」が飛び出したところでそろって記念撮影。イベントが終了しました。

赤塚不二夫生誕80周年を記念してつくられた「おそ松さん」は、演じるキャストのみなさんの個性が加わって6つ子のバカさがさらにパワーアップ。
あたらしい「バカ」を見せてくれる「おそ松さん」をこれからもただただ笑って(ときには呆れて?)見守っていきたいと思います。
みなさんもどうぞお楽しみに!